神戸文学館ホームページ

2020-7-10 改定

■企画展「東西見聞録」開催中■
 企画展「東西見聞録~関東大震災と文化交流」(9月13日まで)を開催中です。関東大震災を機に起きた人の流れ、文化交流に焦点を当てた企画展。東から西へとやって来た谷崎潤一郎や山本周五郎、東からの文化を吸収して西から東へと向かった横溝正史などを紹介します。そのほか震災後の文学潮流「新感覚派」や大正から昭和にかけての時代の雰囲気を伝える品も展示しています。
 また、会場資料「企画展の楽屋裏その一」を発行しました。第1弾は山本周五郎の『須磨寺附近』の話が中心。なぜか雨の多い作品を紹介しています。よろしかったらどうぞ。

■入館の際のお願い■
 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、入館に際しては、マスクを着用し、用意してある消毒液をお使いのうえ、密集を避けてご観覧ください。また、発熱、咳症状があるなど体調不良の方は入館をお控えいただくようお願いします。

■絵画の一部を常設展示■
 企画展「蔵出しアラカルト」で展示した神戸文学館を描いた絵(画・田中邦彦)と映画看板風の油絵「獄門島」(画・山中一夫)を常設展示コーナーの壁面に飾りました。
 文学館の絵は市道原田線に歩道橋があった時代を描いたもので、新しい歩道橋と煉瓦造りの文学館の対比が面白い作品です。
 「獄門島」は金田一耕助シリーズ映画の有名な一場面。少し離れて見た方が、かつての映画看板のような感じがするかもしれません。

■表紙の中の小松左京~蔵出し展示第4弾■
 神戸文学館が所蔵している資料を展示する「蔵出し展示」の第4弾を始めました。今回は「小松左京」です。今回の展示のメーンは、晩年に50巻まで発行された「小松左京マガジン」。その表紙には様々な「小松左京」の姿が描かれました。アンパンマン風、ルパン三世風は誰もが知っているタッチ。そのほかにも意外な人が小松を描いています。  また、「モリ・ミノル」という名で発表していた漫画の復刻本も展示しました。どうぞご覧ください。

■陳舜臣コーナーを新設■
 神戸ゆかりの作家・陳舜臣のデビュー作初版本や直筆原稿(複製)、写真などの資料を集めた「陳舜臣コーナー」を常設展示スペースに新設しました。また、サロンの書棚には陳舜臣全集をはじめ『枯草の根』『三色の家』といった初期のミステリーのほか『阿片戦争』『小説十八史略』など代表作として知られる中国歴史小説などを並べた陳舜臣の閲覧コーナーも設けています。陳舜臣の企画展は終了しましたが、神戸を愛した作家の資料や作品の一端をお楽しみください。