神戸文学館ホームページ

2019-3-11 改定

■90年前の詩人の卵■
企画展「モダニズムの原風景 竹中郁と原田の森」を開いています。神戸モダニズムを代表する詩人、竹中郁は90年ほど前の関西学院原田の森キャンパスに通っていた神戸文学館ゆかりの文学者です。
企画展では竹中が仲間たちと過ごした学生時代を通してモダニズムの原風景を探ります。会場には、ゆかりの品や当時の写真などのほか、再現書斎の一部や油絵なども展示しました。詩人としてだけでなく、竹中の多彩な才能もお楽しみください。

■「企画展の楽屋裏その一」発行■
企画展「竹中郁と原田の森」の会場資料「企画展の楽屋裏その一」を発行しました。第1弾は関西学院時代に刺激し合った文学部の仲間「月曜会」の人々の話などです。よろしかったらどうぞ。

■陳舜臣コーナーを新設■
神戸ゆかりの作家・陳舜臣のデビュー作初版本や直筆原稿(複製)、写真などの資料を集めた「陳舜臣コーナー」を常設展示スペースに新設しました。また、サロンの書棚には陳舜臣全集をはじめ『枯草の根』『三色の家』といった初期のミステリーのほか『阿片戦争』『小説十八史略』など代表作として知られる中国歴史小説などを並べた陳舜臣の閲覧コーナーも設けています。陳舜臣の企画展は終了しましたが、神戸を愛した作家の資料や作品の一端をお楽しみください。

■文化人たちの小世界■
神戸文学館が所蔵している資料を展示する「蔵出し展示」の第3弾を始めました。今回は「明石豆本らんぷ叢書」です。昭和47年から49年にかけて発行された豆本シリーズ。当初は100編の発行が計画されましたが、残念ながら26編で終わりました。表紙には1冊ずつ異なる「らんぷの絵」が描かれており、表紙を見るだけで楽しくなります。