神戸文学館ホームページ

2021-1-22 改定

■1960年代を彩った雑誌たち■
 企画展「雑誌の中の1960年代」が1月22日(金)から開幕しました(5月9日まで)。電化製品やインスタント食品が普及し始めた1960年代。生活雑誌『暮しの手帖』は家庭の立場に立って新しく便利な暮らしを見つめました。ファッションの世界ではアイビー・ルックやミニスカートなど新しいスタンダードが登場。流行の背景には「格好良さ」を提案する『MEN'S CLUB』や女性誌の存在がありました。また週刊情報誌が生まれたのも、週刊漫画雑誌が部数を伸ばしていったのもこのころです。1960年代の雑誌のいくつかを紹介しながら、時代の雰囲気を探ります。

■入館の際のお願い■
 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、入館に際しては、マスクを着用し、用意してある消毒液をお使いのうえ、密集を避けてご観覧ください。また、発熱、咳症状があるなど体調不良の方は入館をお控えいただくようお願いします。

■編集者・横溝正史■
 神戸出身の探偵小説作家、横溝正史が編集者をしていた時代の雑誌を新たに常設展示化しました。横溝は大正15年夏、江戸川乱歩の電報に呼び出されて上京。そのまま博文館に入社して『新青年』の編集に携わり、6年後の昭和7年に博文館を退社して専業作家になります。
 展示しているのは、横溝の編集者デビューとなった大正15年10月発行の『新青年』(復刻版)と編集者として最後の仕事となった昭和7年8月発行の『探偵小説』最終号。また、横溝が雑誌編集をするうえで影響を受けたと随筆に書いている『女性』、『苦楽』(いずれも大阪のプラトン社発行)も展示しました。どうぞご覧ください。